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【396】素材SPは素材SPとして

名前
 赤松弥太郎
投稿日時
 - 2007年03月24日(土) 01時42分 -
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引用なし
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>純粋な配布素材としての意味合いに関して。

他ではないGSCでやる意義、今までのGSCデータ討議慣例との整合性、SPはバランス構築が難しい割に作成は容易であること等々、消極的反対意見は多くありますが、既に前ツリーの最後で、みちひろさんから
>素材として有用ですから是非採用したいところ。
と、たとえGSCでバランスの保障ができないSPであっても、素材としての価値を積極的に評価する意見が出ていました。
なので、
>GSCで配布しているものは、根本的にはユーザーにとって必要性があるかどうかが
>重要なのであって、それ以外の点はあくまで副次的な問題に過ぎません。
という三笠さんの意志に納得して、素材SP不要という意見については取り下げます。

>何故GSCデータに組み込めないSPを配布することが、
>ダブルスタンダードになるのでしょうか。
言葉足らずでしたが、二行目の「「GSCデータではバランスが保障できないから、ローカルでやって下さい」というデータを、GSC自身が配布する」と同じ意味と考えて構いません。
バランスが保障できない他のデータは却下されるのに、どうしてSPだけ、という思いは今でもありますが、いずれにせよ消極的反対意見ですね。


>実動SPの新規追加における、手続き的な意味合いについて。
ですが、この素材SPが、GSCデータで使えるSPの前段階を兼ねるというやり方は、やはり歪であると考えています。

まず、素材SPは直接GSCデータに関わるものではないという点。
純粋に素材としてなら、従来のGSCデータの客層に依存せず、利用者層を広げることができると思うのです。GSCデータと別掲示板で調整し、別アーカイブで配布し、GSCの版権データを使わないシナリオ作者にもアピールするようなやり方が、私にはベターだと思えます。
「昇格」という仕掛けのために関係性がややこしくなり、GSCデータのSPより一段下、「まだなれない」と「なりそこね」の集まり、のような位置づけになってしまうのは、大変もったいないことです。

二つ目、これが主要な理由ですが、複雑さ、そして時間がかかる点。
GSCデータで新規SPを採用したい場合、まずGSCデータとは関係しない、素材SPとしての討議を経なければなりません。
その後調整、昇格審査、さらにGSCデータ上の試用期間と続くこのシステムは、超合金雪人さん(No390)、そして私も「試用期間」の意味を取り違えてしまいましたが、複雑であり、時間もかかるものです。
時間を掛けたから慎重かつ厳密に討議されるのではありません。慎重かつ厳密に討議するために、時間を使いたいと願うのです。

素材SPを経過することで、GSC追加討議でふるい落とされるSPを、三笠さんは
>素材SPとしても話にならないようなSPや、明らかなバグの混在するSPなど、
と挙げています。
私には「素材SPとしても話にならないようなSP」とは何かわからないのですが、GSCデータで話にならないほど高機能だったり、魅力が薄かったりするなら、追加討議の際淘汰されてしまうでしょう。試用期間の間に却下することも容易、採用されなければ影響もありません。
今回の我慢みがわり問題など、バグとも言える不具合を洗い出すには、一定の効果はあるでしょうが、たとえこの段階で見落としても、試用期間の内にはほぼ間違いなく発見されます。
これだけなら、素材SPを経過する時間と面倒に見合っていないと考えます。

>素材SPの緩衝討議を入れることと、衆目に触れさせてから一定期間を置くことで、
>こうした混乱をある程度緩和することが可能であると考えています。
と言いますが、どの程度衆目に触れるものでしょうか?
今回の痛撃追加も、討議参加者はさほど多くなく、他掲示板の大型データと比べても、注目されていたとは言いにくいです。
素材SPともなれば、「自分の参加しているデータ討議とは、とりあえずは関係ない」と考え、見落としたり、熱が入らないのも当然です。
それでも素材SPに興味を持ち、実働例を自ら生み出し、困難に耐えSPの検証を行う人は相当少ないでしょう。そして昇格の時は、その少数が発言力を持ちます。
ローカルの調整ですから、人によって感覚がまるで違うはずです。目標は昇格審査ですから、昇格すべきか、すべきでないか、ある程度予断を持ってのテストとなり、妥当性に疑問が残ります。
GSCでの意見共有が無い状態での予断は、かえって公正な討議を妨げるおそれさえあります。

繰り返したとおり、最も有効なテスト手段は、GSCデータでの仮採用後、試用期間です。
すべての討議者が注目せねばならぬ状況におかれ、具体的な実働例が示され、数々の机上・実働テストが行われ、結果はただちに討議に還元され、共有されます。
今回の痛撃の件でも明らかなように、SPの場合、やってみなければわからない側面は多分にあるのです。
今回の混乱を防ぐためには、試用期間の審査機能を充実させるのが近道と考え、
・SP追加後、ただちに試用期間に入る
・試用期間のみだりな仕様変更を避け、時期を定めて改廃審査を行う
・仕様変更と試用期間延長は必ずペアで行い、仕様が安定しないうちの仕様確定を避ける。同時に無闇な試用期間延長も防止する
といったアイディアを、対案に組み入れたのです。

また、
>新規追加SPの集中討議を実施する場合、多数のSPが同時に討議に諮られます。
>この際、ゼロから提案を討議するというのは、かなり困難になるかと思います。
集中討議という形式については、対案では試用期間での改廃審査に取り入れました。
ただ、追加を一斉に行った方が試用期間が計りやすいというなら、討議は常時受け付けた上、時期を定めて一斉に試用期間に入るというやり方もあります。
GSCデータ討議ではない場所での予断をふくらませてしまった、ゼロからでない討議の方が私は心配です。

>素材SPという緩衝材が無ければ、名を変え仕様を微妙に変えて、
>毎度の実動SP集中討議に顔を出す、なんてSPも出てくるでしょうから、
一度却下されたSPが、名を変え仕様を微妙に変えて再討議されたところで、
反論を微妙に変えれば却下されるまでです。
その程度では却下できないようなら、それはただちに真剣に討議すべきで、時間的制限を加えるべきではありません。


今回、多くのデータがフライングし、討議未了のSPを次々データに組み込んだため、SPが一人歩きしたことが混乱の原因となりました。
それは一面で、SP追加討議は、それを切望している人がいるから提示されることも示しています。
「素材SPで提示したけど、むしろGSCデータでの需要が高そうだから、GSCデータの討議にかけてみよう」
「GSCデータとしては反対しますけど、むしろ素材SPの主旨にかなうんじゃないですか?」
といった、参加者による自発意志に対応する柔軟さ・迅速さこそ、その要求に応えるものではないでしょうか。

以上、検討よろしくお願いします。

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