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【6518】エンジェル・ハウリング第一稿

名前: 山田Ｔ
投稿日時: - 2013年11月05日(火) 08時46分 -
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「いつだって、投稿の瞬間はこともなげに訪れる。呼びかけに答えろ、データ討議者達……掲示板閲覧者達が我々を待っている」

間違いない、彼は暇人だと彼女は認めた。休みを潰してデータを作る……それだけなら暇人と呼ぶほどではない。だが、それの実働テストのため全二十六話のテストシナリオを書き上げたというなら、それは本当に暇なのだ。

「発端はどこだったか？　ＳＲＣはいつ開発されたのだろう。ＧＳＣはいつから発足したのだろう。俺が討議者の一員となったのは東方Projectの改訂討議、七年前だ……だが不思議と、それを始まりとは感じないな」

存在なき声だけを聞きながら。
彼女はもう一度繰り返した。それは本当の暇人に違いない。
本当の暇人がここにいるに違いない。
ただ彼は呼びかけを続ける。

「全ての始まりは初制作データ、ぱすてるチャイムContinueのデータを掲示し、始めて議長になったときだ、そう思わないか？　きっとまだ俺が討議するべきデータが残っているから、俺はそれを全ての始まりだと感じてしまうのだろう、なぜならそれは決討だからだ」

暇人は呟きながら近づいてくる。インターネットそのものであるかのように圧倒的に逃げ場もなく、どこまでも広がって覆い潰そうと迫り来る。

「さあデータ討議者達、俺たちの、俺たちだけの戦いを終わらせよう。そうすれば管理人の言葉もまた止まる。さあ、呼びかけに答えろ、お前達もまた掲示板閲覧者……
誰もがそうだ、このＧＳＣにアクセスしているのならば！」

山田Ｔ。ＳＲＣのデータ制作者。
唇をかすめる無音の声。
それにはっきりとした実体を与えるには、彼女は震え過ぎていた。力なく、ただキーボードに指を置く。
自分の剣（レス）はなんのためにあるのか、今はそれが分かる。

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どうも山田Ｔです。
上の文章は今回掲示する、エンジェル・ハウリング九巻の冒頭をパロディにしたものであります。
ネタトークを入れないと死んじゃう病気にかかっているのです。堪忍しておくれやす。
さて、上でも書きましたが、データの他にテストシナリオを作りました。全二十六話の力作です。力作ではありますが良作とは限らないのが辛いところ。うえーん。
まあ、お暇な方はプレイしてください。暇つぶし程度にはなると思います。
テストシナリオはアップロード掲示板に載せております。「エンジェル・ハウリングテスト、二十六話、完結」をクリックしてください。

さて、データについて。このデータには二人の主役がいます。
ミズー＝ビアンカとフリウ＝ハリスコー。

ミズー＝ビアンカは回避系反撃屋。敵陣に切り込んで有射程武装をばらまくのが主なお仕事です。
武装は消費の割に、きわめて火力が高いです。
ただ、回避生存力がそこまで高くないので、難易度が上がると事故る可能性も高いです。
運動性強化のハイパーモードがありますが、反動も大きく、遣いどころに悩む感じです。
比較対象は魔術師オーフェン＠魔術士オーフェン辺りでしょうか。火力で勝り、生存力で劣り、と言った具合かなと。

フリウ＝ハリスコーはＭＡＰ屋＋超火力＋脱力持ちサポート二人乗り。
……と聞くと滅茶苦茶強い気もしますが、メインのＭＡＰ武装と超火力武装が後半まで封印推奨です。
中間火力の選択肢もほとんどありません。生存能力も底辺です。
射撃値が低いため、超火力武装のダメージも、同系統のユニットと比べて低めの数字になっております。
早期に覚える突撃とサポートの脱力で立ち回るのがお仕事です。
比較対象はリナ＝インバース＠スレイヤーズ（わたしの担当したデータですが）。
ティナ＝ブランフォード＠ＦＦ６、
霧雨魔理沙＠東方Project、
あたりでしょうか。
ＳＰの便利さで勝り、生存力と中間火力で劣り、と言った具合かと。

脇役達は武器クラス、援護能力で出撃枠争いを狙ってます。まあ、あくまで脇役程度の能力ですが。

そんな感じで。（どんな感じだ？）データを掲示させて頂きます。
ご意見お待ちしております。

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